綾辻行人さんの館シリーズ。ネタバレ有り
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まず水車館の殺人。
前作が面白かったので。最後まで読んだ感想としては、犯人がただのぐう畜＋ビッチという何か残念な感じだったが、やっぱりトリックにはびっくりさせられたし、前作ほどでないにせよまぁまぁ面白かったと思う。
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次に時計館の殺人。発刊順じゃないけど、本屋になかったので。
面白いトリックと聞いていたので、序盤で「館の時計が全部早いor遅いとかで時間差アリバイを作るとか･･･」とか思ってたら本当にその通りで、何かしまった、という感じに。江南君がタイムテーブルを作り出した辺りから、犯人は外部犯で、使用人か息子かなーみたいな予想がたってしまったので、期待してたトリックによる驚きはあんまり得られなかった。
まぁでも面白かったです。ただ「水車館」もそうだったけど、多少物足りないのは、やはり評判高い「十角館」を読んだあとなので仕方ないとは思う。特にキャラクター付けとかは「十角館」が印象深いのよな。
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ともあれ館シリーズはもっと読んでみたい。ので早速bookoffで「人形」と「黒猫」を買ってみた。読みたかった「迷路」が本屋にも中古屋にも置いてなかったが･･･
まぁそんな感じで。
