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地方で働くプログラマ

フライングドッグ10周年記念ライブ 犬フェス！

声優イベント


2019/2/2(土)、フライングドッグの10周年記念ライブ「犬フェス！」に参加しました。

ビクター時代から好きなアーティストが大量に、特に普段のフェスで拝見できない方々が揃う豪華なライブで、発表すぐに参加を決めてました。菅野よう子さん、梶浦由記さん、新居昭乃さん（単独行った事あるけど）、坂本真綾さん、新しい所だとワルキューレ、他たくさん。


開場14:30の開演16:00からでしたが、物販はパンフ目当てだったので15時過ぎに会場着。パンフを買って会場へ。席は端だと思ってたけど、4FのMブロックの中ではステージよりだし何より最善で、思ったより全然見やすかったです。そして何と、ステージのモニタではフライングドッグ関連のアニメ主題歌を年代ランダムで（多分並べてはいると思うけど）流してる！自分が大好きな奴です。もっと早く来れば良かった…
「LAST EXILE」（銀ファムも）に「NOIR」、「ガンソード」、何か知らない80年代のアニメ（調べたら「メタルファイター・MIKU」という作品らしい）まで。開演近くになると、「トップをねらえ！」や「地球防衛企業ダイガード」あたりが大盛り上がりでした。トップで会場が沸くあたり、年齢層が分かりますね…


話は前後しますが、入場前にツイッターで犬フェスを検索してたところ、なんと御大・菅野よう子さんがインフルエンザで出演キャンセルという情報が！あああ／(^o^)＼ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ。ある意味フライングドッグの立役者であり、個人的に今日の一番目当てだったんですが…でも病気は仕方ないですね


さて開演時間になり、出演者の紹介後、一番手は誰だ？と緊張してたところ、ステージにはマイクをもったおじさんが。何と、田中公平さん。プレゼンター枠だそうですが、レーベルとの関わりとかをお話されました。ライブ一本だと思ってたので、新鮮な演出やな…
話も興味深かったですが、何と一曲歌うと言ってピアノの前へ。そして、ガオガイガーの主題歌が流れ遠藤正明さん登場して熱唱。しかも、2番は田中公平さんが弾きながら熱唱、めっちゃ歌うまいし遠藤さんに負けない位の迫力。最後は2人で歌い上げてフィニッシュ。凄いサプライズだ・・・

遠藤さんの退場後、2番手はMay’nさん。ちなみに、毎回画面に「Next Artist...」みたいな表示がされて、次のアーティストが紹介されます。ゆかりっくFesでもやってましたね(汗)。アクセルワールドの主題歌、マクロスFで自分も大好きな「射手座☆午後九時Don’t be late」、最後にEDの「ダイアモンドクレバス」。途中のトークでは、レーベルや菅野さんへの感謝の言葉が一杯で、気持ちが伝わってくる感じでした。デビュー作ですしね。

3番手はナノさん、アルペジオのOP「SAVIOR OF SONG」。トークや曲の煽りはちょっと独特でしたが、こちらもレーベルの感謝とかを話してました。今回のライブ最後まで聞いても思ったんですが、レーベルへの想いが皆強いですね、FlyingDogファミリー。ちなみに、後で調べたらナノさん女性だったんですね。新曲の「KEMURIKUSA」が大好きで、トーク中に宣伝もしてたので歌うかな？と思いましたが、2曲目は「No pain, No game」でした。聞いたことあるしこれもいい曲ですね。

次は梶浦由記さん＆FictionJunction。ステージのリフトに何かオペラ的な人が登場（この人が梶浦さんだと思った人居るのでは）。歌った曲は、…ノワールのサントラの最後の曲だ！当時、あまりに気に入り過ぎて、珍しく即サントラを買ったので覚えてました。ピアノ伴奏が梶浦さん、コーラスの方二人とバイオリン。ボーカル曲だけじゃなくてBGM（ボーカル入ってるけど）的な曲も入れてくるのが良いですね。ただ、フルでやったのか、ちょい長かったです（汗。曲が終わると、梶浦さんのトーク。アーティストとレーベルの関係についてなど。選曲や梶浦さんの話の内容もあり、雰囲気がまたガラッと変わった数分でしたね。2曲目は南里さんメインで、ガンダムSEEDの暁の車、そしてMADLAXのnowhere。これらも好きなんですが、個人的にはセイクリッドセブンの曲が聞きたかったー（途中のDJタイムでも「stone cold」が流れて、会場沸いてましたし）と思ったけど、まぁどれも外せないからフェスの選曲って難しいですね。ちなみに、正確にはOPの「stone cold」は「FictionJunction」、EDの「輝跡 -kiseki-」は南里侑香さん単独名義なんですね、ややこしい！ｗ


その後は、2人目のプレゼンターとして河森正治監督が登場。マクロスとかの制作話、当時歌で戦う作品の斬新さについてなど。あと、最初の田中公平さんもでしたが、「菅野さんが地球人であることが証明されました」と病欠の菅野さんを弄って、会場に笑いが起きてました。
最後に、「彼女の歌声を聞け」と言ってはけると（この時点は？？でしたが）、ピアノ弾き語りで「VOICES」歌う新居昭乃さんが登場。歌い終わると、「今日はお休みの菅野よう子ちゃんと作った曲です」（うろ覚え）と紹介。この後も続きますが、基本的にほぼ全員が菅野さんに言及します。勿論病欠へのフォローもあるでしょうか、それ以上にこのレーベルにとって大きい存在なんだということを感じましたねー。2曲目は何だろう、「覚醒都市」か、意外と「Unknown Vision」か？とか考えてましたが、王道のゼーガペイン「キミヘ ムカウ ヒカリ」でした。緑のサイリウムを振ってる人が何人か居ましたね。

続けてALI PROJECT。濃いメンバーが続きます。1曲目は.hack rootsの「亡國覚醒カタルシス」。ダンサーと本人が軍服？のような衣装で、アニサマでも何度か見てますが、特徴的なステージでしたね。短めトークを挟んで、コードギアス劇場版挿入歌の宣伝からの、「勇侠青春謳」。アリプロも、開演前に流れた「コッペリアの柩」や、ローゼンメイデンの曲が聞けるかな？と思いましたが、中々予想が外れますね～。（のちにパンフレット読んで知りましたが、ローゼンの曲は別レーベルらしい）

続けて、前半トリとなる中島愛さん搭乗して、星間飛行。マクロスに疎い自分でも知ってる曲ですね。中島さんはトークは割とさっぱり目でした。2曲目の「サタデー・ナイト・クエスチョン」は初めて聞いたんですが、好きな感じの曲でした。
そして中島さんがステージから捌けたと思うと、「ライオン」のイントロが流れ、中島さんとMay’nさんが再登場。やるかも？と思ってましたが、ファンの期待通りのサプライズも入れてきて素晴らしいです、犬フェス。2人は特に向かい合って歌って、自分も盛り上がりましたが、特にマクロスFファンはかなり喜んだのでは。自分の隣の女性は大興奮してる感じでした。（のちのワルキューレでも盛り上がってたので、マクロス全般のファンかも）


これで前半は終了、モニタに30分のカウントダウンが始まり、DJタイムへ。
懐かしい曲から新曲（私に天使が舞い降りた！のOPとか）まで色々と流れました。

後半戦は、これまたシークレットのFIRE BOMBER。マクロス7の架空ロックバンドらしいです。福山さんはJAM Projectでもお馴染みですね。

続いてAKINO with bless4が登場。地味に、今回かなり目当てです。1曲目は「海色」、AKINO以外のbless4は青（海色）の旗を曲に合わせて豪快に振ってました。トークは長男のAKASHIがメインで話してました。あと実はエキストラマジックアワー辺りから、KANASAさんが結構好きなんですよね。調べたら同世代でびっくりした。2曲目はアクティブレイドとか来るかな？と思ったけど、創聖のアクエリオンでした。ですよねー。まぁこの曲も好きです。そういえばパンフで何度か触れられてましたが、この曲て最初は末男のAIKI君が歌うはずが、変声期だったので急遽AKINOさんが歌う事になったらしいですね。

続いて石川智晶さん。1曲目は「不完全燃焼」。トークは今回一番警戒で、笑いを取ってました。真面目な話もあり。歌の話から、「『うたってみた』とかで色々歌われてきたこの曲です、今日は犬フェスで歌ってみた、です」と話し、ぼくらのOP「アンイストール」。ちなみに、石川智晶さんで聞きたかった曲はこれもたくさんありますが、一番は「美しければそれでいい」ですかね。てか、これだで豪華なメンバーがそろって、2曲づつはやっぱり少ない！仕方ないですけどね…

石川智晶が捌けると、スモークの中でステージに楽器が運び込まれ、イントロが始まる。会場は何かをさっしたのか、ざわざわし始める。自分は何何？と思ってましたが、流れ始めたのはまさかのSee-Sawで「あんなに一緒だったのに」。これは予想してませんでした。いや考えればありそうなんですが。最後に二人がハイタッチのような事もしてました。良かったです。が、.hackの曲も聞きたい、と欲望が尽きないです。


3人目のプレゼンターとして山寺宏一さんが搭乗。なんで僕なんですかねと聞いたところ、これ見よがしに出演作品リストを見せられたそうで、その中から生セリフ付きで幾つか紹介されてました。離婚ネタを出したり、やっぱり面白かったですね。菅野よう子さんにも触れて、今日一緒にTANKを演奏するはず・・・だったかもしれないですが、と前置きして、犬でTANKというしょーもない（←失礼）ネタを披露して、最後に「一夜限りの復活です」と紹介。

そしてTrident（渕上舞、沼倉愛美、山村響）が搭乗。あー、アルペジオのEDでしたね。久々に聞きました。今はソロ活動もしてる人が多いですよね。


続いてもう終盤、大人気ワルキューレの登場。マクロスデルタから「いけないボーダーライン」「一度だけの恋なら」の2曲。絶対零度もちょっと聞きたかったけど、「一度だけの恋なら」なお坊のの振付好きなので、生で見れてうれしい。トークでは、4人がソロ活動してましたが、5人目の西田さんのソロ決定の報告がありました。最後は「ワルキューレがとまらない」。ワルキューレの人気はすごかったです。


そして最後、トリは坂本真綾さんでした。まずはゲーム「Fate/Grand Order」の主題歌「逆光」、「世界征服～謀略のズヴィズダー～」OPの「Be mine！」から。正直、凄い予想外な選曲でした。どっちも良い曲だし好きなんだけど、ガンダムやらマクロスシリーズやらと続いて最後にズヴィズダーが並ぶと何か不思議です。デビューの「約束はいらない」、開演前に流れた「Buddy」とか他に「ヘミソフィア」を予想してました。繰り返しになりますが、今回の出演者皆、ヒット曲多すぎてどうしてもアレもコレもってなりますよね。
そして間のトークでは、デビューの話とかの後、ステージ脇に「ちょっと時間いいですか」と断ってから菅野よう子さんの話。「菅野よう子さ～マスクもしないでその辺あるいてたよ！ごめんね皆、私が悪い訳じゃないけど謝るね笑」て感じで、デビューから一緒に歩んで来ただけあって、愛のある弄りをしてました。本当は、最後の曲は菅野さんが登場する予定だったそうです。そこで、菅野さんがお客さんの声を聴くのが好きなので、本来ないお客が歌うパートを組み込んでいたそうです。
その最後の曲は「プラチナ」でした。改めていい曲です。最後のサビの前、「みつけたいなぁ、かなえたいなぁ」の部分を真綾さんに続いて会場もコール。続けて、「菅野よう子～」（会場：笑いとざわつき）「ふざけんなよ～」（会場：爆笑）、続けて「菅野よう子～」「お大事にね～」とちゃんと気遣うコールも。最後は「今日はとっても～楽しかったな～」を会場と交互にコールして、最後のサビを真綾さんが熱唱。ちょっと泣きそうになっちゃったよ…
先にも書いたとおり、今回の出演者はみんな菅野さんにゆかりのある人で、出演キャンセルについて優しく触れてましたが、その中でも坂本真綾さんは、坂本真綾さんだからこそできる弄りセリフだな～ってものが多かったですね。

真綾さんが最後にまとめの挨拶をして、手を振りながらステージを去って、ライブは終了。アンコールはなく、他のフェス等である異色コラボとかもなかったですが、凄く充実感がありました。
その後映画の宣伝が幾つか流れ（感動のラストの後に普通に番宣ぶっこんでくるのも、まぁ独特ですね）、最後に犬フェス２の発表が！出演者の一部が発表され、次回は今回とはワルキューレを中心に若手でまとめるぽいです。そしてローダンセも出演！なのでこれも絶対参加ですね。


さて最後に。これは本当に行って良かったと思えるイベントでした。ただ聞きたい曲は多く、休憩も挟んで4時間くらい？でしたが、折角のこれだけのメンツをそろえたので一人もう＋1,2曲増やして貰えたらもっと最高だったのに～でも仕方ないです。あと菅野さんは残念でしたが、ご本人のブログで快方に向かっているコメントが出てたようで、良かったです。まぁどこかで生で見られる機会があるといいけど…
ともあれ楽しいイベントでした。２も必ず参加したいです。



以下、セットリスト

01.勇者王誕生！　/　遠藤正明 ＆ 田中公平
02.Chase the world　/　May’n
03.射手座☆午後九時Don’t be late　/　 May’n
04.ダイアモンド クレバス　/　 May’n
05.SAVIOR OF SONG　/　ナノ
06.No pain, No game　/　ナノ
07.salva nos　/　FictionJunction （ゲストVocal：笠原由里）
08.暁の車　/　FictionJunction YUUKA
09.nowhere　/　FictionJunction YUUKA
10.Voices　/　新居昭乃
11.キミヘ ムカウ ヒカリ　/　新居昭乃
12．亡國覚醒カタルシス　/　ALI PROJECT
13．勇侠青春謳　/　ALI PROJECT
14．星間飛行　/　中島 愛
15．サタデー・ナイト・クエスチョン　/　中島 愛
16．ライオン　/　 May’n × 中島 愛
17．※DJ TIME　/　kz（livetune）
18．PLANET DANCE　/　FIRE BOMBER（福山芳樹 × チエカジウラ）
19．海色　/　AKINO with bless4
20．創聖のアクエリオン /　AKINO with bless4
21．不完全燃焼　/　石川智晶
22．アンインストール　/　石川智晶
23．あんなに一緒だったのに　 / See-Saw
24．ブルー・フィールド　/　Trident
25．いけないボーダーライン　/　ワルキューレ
26．一度だけの恋なら　/　ワルキューレ
27．ワルキューレがとまらない　/　ワルキューレ
28．逆光　/　坂本真綾
29．Be mine！　/　坂本真綾
30．プラチナ　/　坂本真綾