NF

地方で働くプログラマ

3.11

東北大震災から丁度1年となる昨日は前述の通り麻雀してて不謹慎だなあぁとか思ってたのだけど、当時の日記を見ると地震翌日も麻雀してて、本当に不謹慎だな。
まぁ当時も書いたとおり、まぁ津波の被害とか原発がヤバイとかほとんど知らなかったのよね。1年経って、復興どころか誰も住めなくなってるとかあの時は想像もしてなかった。
んで、ちょっと当日の出来事を思い出してみる。殴り書きな感じで
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地震の時は会社の試験室に居て、自分は経験した中でも最大の地震だった(直立できなかったくらい)なので、これ震度どれくらいですかね?とか先輩と話しつつ壁につかまってた。で、事務所に戻ったら全部停電してて、取り敢えず危ないから全員外にでようってことになった。暫く待機したのち帰れる人は帰ろうってなった。
最寄駅行ったら人が溢れてて、電車は動く目処がたたないので取り敢えず、近くの駅まで歩く先輩方についてった。今思えば、このときベストな選択ってなんだったのかな・・・今後の為にも調べておくべきと思う。
ともかく隣駅には着いたけど、先輩と別れた上に暗くなってきて詰んできたので、同行してた別の部の先輩に車でどこかの駅まで送っていただけることになった。その人は他の後輩も送ることになってて、そのついでに乗せてもらった。これには本当に感謝してます、あの田舎で暗い中一晩過ごすのはちょっとやばそうでした。
ちなみに東京の会社行ってる友人達に聞いたところ、「家帰れないし仕事もできないから朝まで飲んでたよ」って人が多かった。都会と田舎で色々違うもんだなと。
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某大きい駅まで送って貰えて、でも相変わらず電車も動いてなくバス・タクシーは長蛇の列で、取り敢えず空いてた店で夕食(らーめん花月?)をとった。そこでネカフェを探したのだけどどこも流石に満員で、普段なら24時間空いてる店も早めに閉店していた。この時、雀荘行って夜明かすか・・・とか一瞬考えたあたり自分はアホだと思う
仕方ないのでバスで次の駅(少しでも家に近い駅)に。バスの道中で信号とか完全に止まってるんだが、上手く譲りあって進んでて、結構何とかなるもんなんだね・・・なまじ道路が込んでて進みが遅かったからかもしれん。でなんとか次の駅まで着いたけど、もう次のバスもなく完全に詰んだ。この時23時位だったかな?
この時もターニングポイントで、どこかのバス亭で降りて地元を目指せてかもしれない、実際途中で降りてる人は何人か居た。あの日は常に詰むリスクについて考えてて、名も知らない駅に降りて詰むのが怖かったんだが、もっとこの辺の路線図とか土地感とか知ってれば別の選択ができたかも知れないのも教訓だな・・・自分は小さい頃から地理に疎すぎる。
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というわけで泊まるとこを探す。ファミレスや居酒屋は幾つか開いてたがやっぱりその日は早めに閉めるみたいで、駅周辺のコンビニを周った。何店目かに店内飲食コーナーがある店を見つけられて、そこで夜を明かすことに。これは本当に助かったね・・・。ちなみに、その駅は駅周辺がそれ程発展してない上に、奇声を上げて走り回る人とか店に入れろとか怒号を上げてるDQNみたいなのがいて、例え暗くなくても外には居たくない感じでした。
で、携帯で始バスを調べたり家族と連絡を試みている間に携帯の電池が切れた。あと、災害用ラジオも会社で貰ってたが全然動かなかった。以降、情報収集は駅構内にあるテレビを見にいくことになる。席に荷物を置いて駅周辺バス亭を確認して、取り敢えず明朝地元駅まで戻れることは判った。
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深夜、そんなに寝れないので度々上述のテレビを見にいって、東北の被害がヤバイことや、まだ余震が続いてることを知る。あの有名な津波の映像を始めて見たのもここでだった気がする。家族はたまたま帰省していたので多分大丈夫と思ってた。新潟でも震度6?とかのニュースではそっちの友人を心配したりもした。
長い夜も明けて、感謝の言葉を送って(心の中で)コンビニを出る。まだ誰も居ない始発のバス亭で待ってたら、どこからともなくサラリーマンとかがぞろぞろ並び始めて、この人達はどこに居たんだろうか・・・とか思った。バスは大体時間通りにやってきて、1日ぶりに家に帰れることになりました。
家についたら棚もPCも倒れてるわ荷物は崩れてるわでごちゃごちゃだったけど、軽く整理して風呂に入って寝る。地元は前日中に電気も復旧してたようで、水もガスも大丈夫で非常に助かった。
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そんなわけで、長い1日でした。日記もえらい長くなりました。
最近ニュースとかで数年以内に大地震が何%で・・・とか良くみるので、こうやって振り返って、課題を整理するのは大事だと思う。あと今思い出して書いててちょっと思ったのは、震災当日あたりのメールは保存しておけば良かったかな。
 
ここで改めて、震災で亡くなられた多くの方に哀悼の意を表します。